ジョジョ映画感想

こんにちは!

先日フォロワーさんと実写ジョジョ見てきました。ちゃんと見届けるのはファンの役割です!そして感想をはてなブログに記すのも悲しきオタクの役割です!



感想は、良くも悪くも「一般人に向けたジョジョ」。

もっと乱暴に言うなら「原作寄りの自己解釈本」(120ページくらいあるやつ)。オープニングカッコよかったから表紙とか遊び紙とか凝ってるやつですね。


そんな感じで良いところも悪いところもたくさんあったし解釈違う!!!ってところもたくさんあったけど、今回は一番萌えた、というか私の琴線に一番触れた「アンジェロと形兆の食事シーン」についての感想を書きます!

ちなみにツイッターの公式アカウントではこの食事シーンを「密会」と呼んでました。密会。高まるね。

なお、以下に腐向け要素は無いですが腐女子が書いた感想ですのでご注意下さい。そしてネタバレも含みますのでご注意下さい。



まずジャンププラスで4部無料配信してるから読み返してみたんだけどアンジェロの設定がかなり変わってました!

実写では、アンジェロが最初(?忘れた)に殺したのは父親で、警察に追われてる途中で形兆に矢を刺されてスタンド使いになっています。


で、それから数日経ち、アンジェロの方から形兆を食事に誘います。(ここ台詞なかったので純粋に食事に誘ったのか、流れで食事したのかは不明。というかこのシーンの文脈が不明。描きたいとこだけ描く腐女子かよ)

この2人は、敵ではないけど仲間でもなくて、形兆のがパワーが上なのでアンジェロは言う事聞いてるっていう関係です。

あと、父親を恨んで殺したアンジェロと、父親を恨んではいない…恨んではいないんだよな……そうだよな兄貴…わかるぜ俺は…って感じの形兆という対比になってます。

実際アンジェロに「お前も父親が憎いだろ?」的なこと言われた形兆兄貴はブチ切れてました。でも否定の言葉は口にしない兄貴…。

多分、この物語の中での「悪役」なのに正反対の2人を演出したいが為の食事シーンだったんだろうなあと思います。

根っからの悪人であるアンジェロは食べ方も汚くて、一方の形兆はお行儀良くお食事してました。

ていうかここまで書いて気づいたんですけど私「正反対の2人」とか「対比できる2人」みたいな組み合わせが好きなんですけど高まった理由明らかにこのせいですね!?顔カプならぬ関係カプだ………

だってホラ、5部のボスとリゾットが食事密会してたら萌えるでしょ…?7部の大統領とディエゴが食事密会してたら萌えるでしょ……!!??それと同じなんだよこれは……!!


私はジョジョの疾走感が好きなんですけど、三池監督はそのスピードに振り切られた人を掬って映画に落とし込んでくれたなと思いました。原作寄りの自己解釈本だわ。

というわけで、虹村形兆の内面に触れたい方は見に行って損は無いと思います。今思うと虹村兄弟には解釈違いがなかった!すごい!!