チムライ氷帝における「可愛いさ」とは何か
しばらく更新してなかったらはてなブログから「そろそろ新しい記事書きませんか?」的なメールが来ました、路地裏です。「今日更新しようと思ってたところ!」って小学生みたいな反応してしまいました。
この前チームライブ氷帝のDVDを買ったんですよ、とってもとっても最高でした。
で、その中で彼らはしきりに他のメンバーのことを「可愛い」って褒めるんですね。それが私にとって少し不思議で。
だって彼ら(この際の「彼ら」はキャストという意味とキャラという意味の両方を含みます)は「カッコイイ」を売りにしてるじゃないですか。特に氷帝なんて原作においてビジュアル重視校No.1だし。
カッコイイ彼らの中から我々オタクが「可愛い」を見つけて楽しんでる、というのがテニミュのスタンスだと思ってたんです。
なのにチムライ氷帝ではやたらと「可愛い」を押し出す。なんでだろうなあとずっと考えていました。
多分、それは、「カッコイイ」のは当たり前だからなんだと思います。
彼らがカッコイイのは当たり前だから、お客さんからのレスポンスがモロに来るチムライのようなところで全面に押し出すのをやめたんだと思いました。
…これだとわかりにくいですよね、逆に考えてみましょう。
たとえば、今回のテーマのファッションショーでの衣装を、「どう?可愛いよねー!?」とお客さんに聞きます。そりゃ可愛いアンド可愛いので「可愛いー!!」って答えます。でも、もし、万が一、「可愛いくは…ないよね(笑)」「可愛い、かなあ?(笑)」みたいな反応だった時。これはお客さんが悪いとかそういう話じゃなくてね!もしそんな反応だった時、彼らはどう思うか?テニプリキャラとして、俳優として、致命傷になるのか?
「そりゃそうだよな、俺たち男だし良い年の奴もいるし(笑)」
「キャラ自体も可愛いっていうよりカッコイイ人たちばかりだもんな」
ってなると思うんです。
仮に「可愛いさ」が否定されても、彼らはそこまで傷付かないんです。だって売りにしてるのはカッコよさだから。
逆に「カッコイイ」を全面に出してコケた時、これはもうダメですよね。テニプリキャラにとっても若手俳優にとっても致命傷です。もちろん彼らは俳優としてもキャラとしても可愛いアンド可愛いアンド格好良いアンド格好良いなので何も否定するところはないんですけど、まあ仮の話です。あとこの場合の「カッコイイ」は顔もダンスも歌もキャラ設定も含めてあります。
つまり、言ってしまえば、チムライで強調してた「可愛い」は、否定されても、肯定されなくても、特に痛くないところだったのではないか……ということです。
もちろん、一個人の意見です。
多分チムライという3rd初の試みだったから模索してるんだろうなって思いました。ドリライはお客さんの反応もある程度予想できるから「コケた時の予防線」とかは張ってないですもんね。
あと余談ですが可愛いアピールされたことで、むしろより格好良さが引き立ちましたよね!
特にウサ太郎抱えてモコモコ部屋着に身を包んだ宍戸さん!の立ち方!男気200%!!
読んで下さりありがとうございました。これから会議に出かけます。社会人なので。